インドジェネリックの安全性についてここでは書いていきますが、実際僕もインドのジェネリックであるフィンペシアを使っていました。
その中で、実際にフィンペシアを使うまでに調べてわかった
・インドジェネリックの安全性
・ジェネリック医薬品と正規の医薬品の違い
についてここでは書いています。
そもそもそのフィンペシアがインドで作られた本物であるかどうかというところも問題の一つとしてあるのですが、これは個人輸入代行業者の話になるので別のところで書きます。
そもそもジェネリックでもない
僕も固いことを説明するのは苦手なのでわかりやすい形でざっくりと書きます。
まずインドジェネリックの安全性を考えるのには、簡単な薬の特許について知っておく必要があります。
フィンペシアはプロペシアのジェネリックと言われていますが、実際はジェネリックでもなくプロペシアのコピーされた薬なのです。
どういうことかというと、一番はじめに大きいお金、長い時間をかけて研究し、その薬が認められるまでに試験もパスする苦労を超えてやっとの想いで発売までに至った製薬会社がありますよね?
ようは、その企業を守るためにも薬にも特許というのがあります。
偉いさんとかの、この薬を他では作っちゃダメですよーっていう取り決めですね。
で、プロペシアでいうと日本でも特許が切れたので厚生労働省に認められた正規のジェネリックが出されている訳です。(ファイザーや沢井製薬のフィナステリド錠などがあります)
でもインドの製薬会社はその特許切れの前に、プロペシアと同じ主成分を持った、ほぼ同じ効果がある薬が作られているのです。
「何でインドだけそんなことできんねん!!」
と思うし、最初に苦労してプロペシアを作った会社からすれば、むかつきますよね・・・
でもそうしたインドで作られる、いわばジェネリックっていうのは非常に安く売られていて、高いお金を出せない貧困層の助けになっている訳です。
そうしたこともあって、インドでのジェネリックは特許切れを待たずして認められています。
だからフィンペシアとかエフペシアっていうのも、そうしたインドの製薬会社から作られているので、あれだけ安く買うことができるんです。
インドのジェネリックの安全性は?
気になるのがインドのジェネリックの安全性ということですが、フィンペシアを例にあげると、シプラ社という1,500種類以上の薬を世界で販売していて、従業員数も20,000人を超える超大手企業です。
だからフィンペシアのもの自体は凄く信頼性が高いと言えるのですが、問題は日本でフィンペシアやエフペシアを入手するとしたら、個人輸入代行業者を使うしかないということです。
なのでインドジェネリックが安全かどうかというよりも、個人輸入代行業者が安全かどうかと話になってくるのです。
そもそもジェネリックって安全なの?
インドジェネリックについて話してきましたが、そもそもジェネリックは安全なのかってことを話します。
ジェネリック医薬品っていうのはさっき言ったように、はじめの薬(先発医薬品)の特許が切れてその後に別の会社が、同じ有効成分、そして同じ効果、効能を持った薬として後から出される薬です。
「じゃあ全く一緒なのか?」
と思うのですが、実際は形状が違うかったり、コーティングしてる部分が違うかったり、完璧に同じではないのです。
ならほとんど同じだし、安心だね!とは限らず、先発医薬品とは薬の吸収スピードが違うかったり、作用に差が出てしまう可能性があるということです。
僕らの頭でははかりきれないもので、薬っていうのはそれだけ繊細にできているので、国内のジェネリックでも一概に安全だとは言い切れないのかもしれませんね。
まとめ
インドのジェネリックについて詳しく書いてきましたが、結論として本物であれば安全といっても良いけど、個人輸入代行を通すことが一番の危険材料ということでした。
まあ、出どころがわからないって言ってしまうのがわかりやすいです。
全く薬とは関係ない工場で、知識も資格もない人たちが薬を作っていると考えるともの凄く不安じゃないですか?
だから安易にインドジェネリックを安いからといって使うのはかなり危険だということがわかってもらえたのではないでしょうか?
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