ザガーロの方がプロペシアより効果が高いと聞いていてもどちらを使おうか迷ってしまう人が多いかと思います。
効果が高い=副作用も強いと認識している人も多いことが理由ですね。
ではどちらがあなたに合った薬なのでしょうか?
実はそれを確かめる確実な方法は一つだけあります。
ここでは、そんな
ザガーロとプロペシアどっちが良いか確かめる方法
ザガーロとプロペシアの効果や副作用の差
最終的にどちらを選べば良いか?
この3つについて詳しく書いています。
ザガーロとプロペシアどっちが良いか見極めるにはこの検査しかない
実は一つだけあるんですよね。
それはヘアメディカル(脇坂クリニック)というagaクリニックで行われているAGAリスク遺伝子検査で確かめてもらうことです。
ただ残念ながらこのヘアメディカル(脇坂クリニック)は全国4院しかありません。(東京、名古屋、大阪、福岡のみ)
ではどういった検査かというのを簡単に説明します。
AGAの原因は5αリダクターゼという酵素が大きく関わっていると言われているのですが、この5αリダクターゼには1型と2型があります。
AGAリスク遺伝子検査でこの5αリダクターゼの発現強度を見ることが出来、なおかつ1型、2型それぞれの発現強度を見ることが出来ます。
従来のプロペシア(フィナステリド)では5αリダクターゼの2型しか抑制できないと言われており、そしてザガーロ(デュタステリド)は2型だけでなく1型をも抑制すると言われています。
なので、1型が原因のAGAであった場合プロペシア(フィナステリド)では上手く効果が出ません。
そうなるとザガーロを使った方が効果が出る可能性が高いということがわかります。
このAGAリスク検査は、19,000円します。
正直言って僕はこの検査を受けるぐらいならその分を治療費に回した方が良いと思っています。
実際、僕はこの検査をやっているヘアメディカル(脇坂クリニック)で治療を受けたことがありますが、このAGAリスク検査を医師から勧められたことはありません。
というのもAGAの人の多くが5αリダクターゼ2型が原因であることが多い、もしくは1型と2型両方が原因というケースです。
なのでまずはプロペシア(フィナステリド)を使って、それでも改善しない、症状がよくならない場合はザガーロ(デュタステリド)という治療の流れは変わらないからです。
そのAGAリスク検査がある脇坂クリニック(ヘアメディカル)の無料カウンセリングの体験してきた感想をこちらで書いています。
⇒脇坂クリニック大阪(ヘアメディカル)潜入レポ!料金は?内容は?
ザガーロとプロペシアの効果はどれくらい差があると言われてる?
両者の効果の差がわかるデータとしてこちらがあります。
対象者917人にプラセボ(偽薬)、デュタステリド(0.02mg、0.1mg、0.5mg)、フィナステリド1mgを12週間後、及び24週間後にどれくらい変化があったかというものです。
まずこちら。
これは直径2.54cm内でどれだけ毛髪が増えたか?がわかる表なのですが結果としてフィナステリド1mgと比較してデュタステリド0.5mgは1.6倍もの発毛効果があったことがわかりました。
また、毛髪の太さの変化でもこのような結果がわかりました。
こちらではデュタステリド0.5mgはフィナステリドよりも太さが1.45倍になるということがわかりました。
ザガーロとプロペシアの効果まとめ
デュタステリドはフィナステリドよりも1.6倍毛髪量が増える。更に1.45倍毛が太くなる効果がある。
ということがデータからわかる。
ザガーロの方がやっぱりプロペシアより副作用がきつい??
ザガーロは確かにプロペシアより効果があることがわかってきましたが、それに伴ってどれくらい副作用が強く出るかによっては使うかどうか判断が変わりますよね。
もちろんプロペシアよりザガーロの方が効果が強いので、副作用も強いことは予想出来ますが、どれくらい差があるのでしょうか?
試験ではこのような結果となりました。
少し見にくいですが、
ザガーロ:120例中20例(16.7%)
プロペシア:139例中7例(5.0%)
という
確かに一見するとこのように思ってしまいますよね・・・。
でも実はこの試験のデータはあまりアテになりません。
というのもザガーロは非盲検試験、そしてプロペシアは二重盲検試験と試験の形式が違うからです。
「????」となるかと思いますので簡単に説明します。
非盲検試験というのは試験を受ける人(被験者)やそれをチェックする医師、スタッフがどの「被験者がどの治療群に割り当てられたか」を把握した状態で行われる試験のこと。
また二重盲検試験は反対に試験を受ける人(被験者)やそれをチェックする医師、スタッフがどの「被験者がどの治療群に割り当てられたか」を全くわからない状態で行われる試験のことです。
ザガーロで行われた非盲検試験ではあらかじめ薬に対する予備知識が入っているため結果に偏りが出やすく副作用の出現頻度も出やすくなると言われています。
なので、そう考えるとザガーロもプロペシアも副作用の出現確率の差がそこまでないかもしれないってことになります。
ザガーロとプロペシア結局どっちを選べば良い?管理人の意見
今までのデータからザガーロの方が効果も高く、副作用リスクもそこまで変わらないので、「ザガーロを使った方が良さげ・・・」というのは見えてきたかと思います。
ただ僕もそうだったんですがまずはプロペシア(フィナステリド)から試すべきだと思っています。
というのもザガーロはまだ特許が切れておらず安いジェネリックなども販売されていないので1か月あたり1万円程度かかるからです。(病院によって違う)
その点プロペシアはジェネリックが日本で販売されているので、1か月あたり4,000円〜5,000円程度で買うことが出来ます。
なのでまずはプロペシア(フィナステリド)から始めて、思ったような効果を感じられない場合にザガーロ(デュタステリド)を検討すると良いでしょう!!
ネットでは確かに海外から正規よりも安くザガーロのジェネリック的な位置づけの薬を買うことが出来ます。
ただ厳密にはザガーロのジェネリックではなく有効成分が同じデュタステリドというだけで、ジェネリックでもありません。
また、個人輸入代行は偽物も横行しているのでリスクが高いです。
参考記事:個人輸入代行でフィンペシアやミノキシジルを買うのは危険??
まとめ
プロペシアとザガーロどっちが良いのかの調べ方や違いについて詳しく説明してきました。
おさらいすると、
・ザガーロとプロペシアどっちが良いかを確かめる検査をやっているクリニックがある
・ザガーロの方が効果が高い検査データがある
・副作用はザガーロの方が明らかに出やすいという訳でもない
・始めての薬なら最初はプロペシアからの方が良い
・どちらを使うにしてもagaクリニックで買うようにする
となります。
どちらを使えば良いのかが見えてきたのではないでしょうか?
自分でもある程度判断できてきたかと思いますが、最終的には医師との相談で決めると良いですよ!
無料で相談が受けられるのでまずはこちらを参考にagaクリニックで無料カウンセリングを受けてみてください。