ビタミンb3と言われ、パッとしないかもしれません。
別名ではナイアシンと呼ばれ、育毛サプリに含まれていることも多い栄養素です。
とはいっても、「ビタミンb3(ナイアシン)は本当に育毛に効果があるの?」
という人も多いはず。
それに気になる副作用のことなど詳しくこちらで書いています。
気になっている人は一度ここで確認していって下さい!
ビタミンB3(ナイアシン)に育毛効果が?
育毛に効果のある成分にも色々な種類がありますが、ビタミンB3も注目されている成分のひとつです。
ナイアシンの名前でも知られていますが、脂肪やタンパク質の代謝に関わり、皮膚や粘膜の健康維持にも役立つ成分です。そして血行促進にも良いとされている成分です。
育毛に良い理由としては、髪の成長には毛根にしっかりと栄養素が運び込まれることも大事です。
血行が悪くなっている場合は、せっかく髪に良い成分を摂りいれていても、それを届けることは難しくなってしまいます。
ナイアシンを摂ると血行が促進され、毛根に栄養が行き届きやすくなりますし、髪の成分の合成にも役立つ成分ですので、こちらも育毛に良いと言えます。
薄毛や抜け毛の原因は人それぞれ違いがありますが、血行不良もその原因のひとつとなりますので、改善を目指したいところです。
抗酸化作用もありアンチエイジングにも良い成分ですので、こちらも髪の老化を防ぐのにも良いと言えるでしょう。
ビタミンB3(ナイアシン)に副作用がある?
ビタミンB3は髪の健康のためにもしっかりと摂りたい成分ですが、副作用が気になるという人もあるのではないでしょうか。
まず、食品から摂る場合は一度に大量に摂ることはありませんので副作用のリスクは少ないと言えます。
毎日無理なく、効率よく摂りたい場合はサプリメントも役立ちますが、サプリメントの場合は少量でも成分が凝縮されていますので、飲み過ぎると過剰摂取になる可能性があります。
一度に大量に摂ってしまうと消化不良や便秘、肝障害や重篤な下痢が起こるとも言われています。
1日の推奨量は大体15mg
耐容上限量は300~350mg程度となっています。
さすがにこれだけ多く摂ることはないと思いますが、念のため頭にいれておいて下さい。
水溶性のビタミンですので、過剰摂取になる心配はあまりない成分ですが、早く効果を得たいからと毎日大量にサプリメントを飲むことは避けたいところです。
正しい用量を守れば副作用の心配は少ないと言えますので不必要に飲むことは避けましょう。
多く飲めば早く結果が出るというわけではなく、せっかく摂った成分も体で使われなかった場合は体外に排出されるので無駄となってしまいます。
ビタミンB3(ナイアシン)が取れる食材は?
髪のためにも、健康や美容のためにもナイアシンはしっかりと摂りたいですが、毎日無理なく摂るのであれば健康食品やサプリメントは便利な存在です。食事が不規則になりがちな場合や、外食が多い人は活用してみると良いでしょう。
そうした商品に頼らずに普段の食事で摂るのであれば、どのような食材に含まれているかも確認しておきましょう。
ナイアシンは肉類や魚類、さらに緑黄色野菜や豆類からも摂ることができます。この他では主食であるお米やコーヒーやお茶などの飲料にも含まれており、無理のない摂取が行える成分です。
様々な食品に含まれているので、不足することが少ない成分です。加熱にも強いので、調理による損失は少なくなっていますが、水溶性のビタミンですので、洗ったり、茹でたりする際に流れ出してしまうこともあります。
茹でるとせっかくの栄養素が逃げてしまいますので、スープなどで汁ごと飲めるメニューにするなど調理方法も工夫したいところです。
まとめ
ビタミン3(ナイアシン)も育毛に欠かせない成分だということがわかりました。
おさらい
・ナイアシンは髪に栄養が運ばれるのをサポートする
・1日の推奨量は15mg
・過剰摂取すると副作用のリスクもある
・様々な食材に含まれているので不足しにくい
ビタミンb3(ナイアシン)は育毛に必要であり、ぜひ摂っておきたい栄養素です。
ただ文中にもあったように普通に食事をしていれば不足しにくい栄養素でもあります。
食生活が乱れているという自覚がある人は、摂取目安量に足りているかを一度チェックしてみると良いでしょう!