ミネラルはハゲに効果があると聞きますが実際はどうなのでしょうか?
ここではそんなミネラルについて
ミネラルはハゲに効果があるのか?
摂りすぎると問題があるのか?
多く含まれる食品について
この3つについて詳しく書いています。
ミネラルはハゲに効果ある?
ミネラルがハゲに効果がある理由は、ミネラルは5大栄養素のひとつで、体の臓器や組織が働くために必要な栄養素で、髪の毛を潤したり、育毛を促進する効果が期待できるため、髪の育成には必要な栄養分です。
亜鉛はミネラルですが、亜鉛には新陳代謝を促して、細胞分裂をする事で毛の生成に効果を発揮し、毛の主成分であるケラチンの成長やハゲに関わる脱毛ホルモンを抑制することが期待できます。
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ハゲへの効果では男性ホルモンは還元酵素の5αリダクターゼと結びついて脱毛ホルモンであるDHTを生成します。亜鉛はこのDHTを生成する5αリダクターゼを抑制する働きがあり髪の毛の成長を助けます。
鉄分もミネラルで、鉄分を摂ることで血行が良くなり頭皮への適切な栄養を送り届けることができます。ヘモグロビンが酸素を運ぶ補助をするのが鉄分です。不足して頭皮に栄養が運ばれないと毛母細胞が分裂できないため、髪の毛の成長が遅くなりハゲになる可能性があります。
ミネラルを取りすぎるとハゲる?
ミネラルを摂ってハゲを予防や改善したいと思っても、摂り過ぎは逆に抜け毛が増えてハゲになる可能性があります。
特にミネラルの摂り過ぎで注意が必要なのは亜鉛です。髪の毛のタンパク質はケラチンで出来ていて、ケラチンはアミノ酸から作られますが、作られる際に亜鉛が必要になります。亜鉛が無ければ髪の毛は作られないと言っても過言ではない栄養素で、不足すると抜け毛が増えハゲになります。
ハゲの予防や改善のために亜鉛を摂ることは良いことですが、多く摂り過ぎると銅の吸収を阻害して、銅欠乏症やそれに関連した貧血を生じることがあります。銅が欠乏すると腸からの鉄の吸収もうまくいかなくなってしまって貧血状態になり、脱毛します。
ミネラルが不足しても脱毛しますが、過剰に摂り過ぎても脱毛します。
そのため亜鉛はほどほどに摂ることが大切です。
男性の摂取量で推奨量は11mgで上限は40mg、女性は8mgで上限は40mgです。サプリを活用してミネラルを摂ることは良いのですが、食事で摂りサプリでも摂ると過剰摂取になる可能性があるので注意します。
ミネラルを多く含む食品は?
ミネラルを多く含む食品には亜鉛は牡蠣が知られていますが、他にもレバーや昆布、チーズや牛肉などがあります。
牡蠣は季節的なこともあり、普段から食べられる食品で摂ることができます。
亜鉛不足にならないためには標準では10mg程度を摂る必要があります。
上限の摂取量は男性で40mgです。
普段の食事で標準量は摂ることができますが、体内で生成できないため意識して摂る必要はあります。サプリメントもあるので食品の補助として活用すると良いですが、摂り過ぎには注意します。
ミネラルに鉄分が多く含まれる食品にはレバー、パセリや卵黄、アサリやほうれん草などがあります。
鉄分はビタミンやタンパク質と一緒に食べることで吸収率も良くなります。
鉄分の1日の推奨値は15才男性で、10mgです。鉄分が不足すると貧血を起こすことは広く知られていますが、ハゲにつながる薄毛を引き起こすこともあるので、調理などを工夫してしっかりと摂るようにしましょう。
まとめ
ミネラルには亜鉛や鉄分といった育毛効果に関係する栄養素が入っていることがわかりましたね!
おさらい
・髪の生成にミネラルは必要
・摂取目安量は亜鉛1日10mg、鉄分1日10mg
・レバー、牡蠣、チーズ、卵黄、ほうれん草などに多く含まれる
ミネラルは薄毛の人にとって強い味方です。
不足しないように摂取していきましょう!!